『MiniZone™ II (Zone Refiner) 』有機化学における不純物の超精製を可能にする
非常にコンパクトなラボ用卓上型ゾーンメルト法試料精製装置です。
分解せず溶融する(少しでも部分的に結晶性のある)化学製品はゾーンメルト精製の
対象となり得ます。
<< 特徴 >>
- 溶媒及びカラム不要
- 100% サンプル回収
- サンプルサイズ: 250mg ~ 4g
- 簡単設定・自動動作
- コンパクト 30.48(W) x 20.3(D) x 35.56(H)cm
<< アプリケーション >>
- 不純物分離
- 磁性材料の純良化
- 分析物質の標準化
- 単結晶成長、再結晶
- 有機半導体の高純度化
- レーザー色素(ダイ)精製
- シンチレーション材料精製
【 ゾーンメルト(帯溶融)法 原理 】
ゾーンメルト法(帯溶融法)は、短い溶融ゾーンを結晶材料がゆっくり移動します。
固体サンプルを通る溶融ゾーンには2つの液体-固体界面、(溶融界面および凍結界面)が
あります。溶融界面では、サンプルは単に溶融され、溶融帯の内容物と混合されます。
凍結界面では結晶は液相より高純度になる傾向があります。
繰返し、溶融ゾーンをサンプルが通過することによって高純度化学製品を得ることが
出来ます。不純物はサンプルの終端、一般的には移動方向の溶融ゾーンに凝集されます。
数学上、これは配分係数として知られている定数、Kとして表現することができます。
固体(結晶)相の不純物濃度がCs、液相中の不純物濃度がClである場合、K=Cs/Clです。
Kが1未満(通常の場合)ならば、不純物は液体ゾーンに、Kが1以上ならば、不純物は
反対に移動するはずです。
【 Specifications 】
Number of Zones: | Four Hot; Four Cold |
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Sample Tubing Size: | Large: 104mm long X 6.1mm OD, Medium: 104mm long X 4.4mm OD |
Heating: | 125 watts. Platinum RTD temperature sensor with proportional control. Temperature set to nearest 1ºC, Maximum Temperature: 250ºC |
Cooling: | 125 watts. Platinum RTD temperature sensor with proportional control. Temperature set to nearest 1ºC, Maximum Temperature: 250ºC |
Tube Transport: | Stepper Motor Control, Continuously Variable from 1 to 90 cm/hour. (Recommended: 2 cm / hour for 18hours) |
Electrical: | 110-120 Volts or 220-240 volts @ 50-60 Hz, 400 Watts. Voltage set at time of manufacture |
Physical: | 30.48 (W) x 20.3 (D) x 35.56 (H) cm Weight: 5.45 Kg |
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【 Products 】
Part # | Product | Description |
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MZ10 | MiniZone Refiner MiniZone™II |
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MZ_Large | Large Teflon Sample Tubes |
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MZ_Medium | Medium Teflon Sample Tubes |
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